思い出の中のあの歌この曲

メロディーとともによみがえるあの頃の・・・

♪ リリーのテーマ「北国のリリー」(映画「男はつらいよ」第11作)

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このブログでは、昨年の12月20日の記事で、「映画『男はつらいよ』の音楽 その2(劇中音楽)」というタイトルで、山本直純さんの映画音楽のすばらしさをとりあげました。

  「さくらのテーマ~歌子のテーマ」のメロディ!
 https://sf63fs.hatenadiary.com/entry/2019/12/20/165352

 

コロナ騒動の、いわゆる巣ごもり生活(田んぼの仕事は別ですが)の中、amazonプライムビデオで「プラス松竹」に入会し、このシリーズの第1作から48作までを視聴し終わって解約。
あるとき、U‐NEXTという動画視聴サイトがあるのを知り、今度は一ヶ月の無料体験をすることにしました。理由は「男はつらいよ」を高画質で配信していることでした。
寅さんのシリーズを最初から観ていくのが、いったいこれで何回目になるのか、自分でも分からなくなっています(笑) 
ストーリーはだいたい頭に入っているので、新たな発見といえば、どうしても登場人物のちょとした演技や背景(風景)、さらには重要なシーンでの音楽などについつい注意が向けられることになります。

 

そんな中で第11作「寅次郎忘れな草に使われている「リリーのテーマ」浅丘ルリ子三演じるリリーは計4回登場し、その都度テーマ音楽も変わりますが)は、素晴らしい曲ばかりの本シリーズの中でも、イチオシの名曲です!!
私が、テレビを観ながら、手元のタブレットで時々参考に見ている男はつらいよ覚え書きノート」というHPにも次のようにあります。

(第11作は)リリーと寅が網走の橋の袂で出会って、お互い短いひと時を過ごし、別れるまでのシーンはこのシリーズの屈指の名場面であるばかりか日本映画の屈指の名場面にもなりうる美しい叙情的なシーンだ。山本直純さんが作られた最高のテーマ曲のひとつである『リリーのテーマ』がなんともいえないもの悲しさを出していた
 http://www.yoshikawatakaaki.com/index.html

 

明るい爽やかなメロディーもいいですが、この「北国のリリー」(山本直純ほど、放浪の歌姫リリーの境遇や心情をよく表したものはないでしょう。

クラシックギターの伴奏で、主旋律をマンドリンが奏でています。
二人が出会うのが、朝の小さな漁港というのも、このメロディーと相俟って、なおさらこのシーンを忘れられないものにしています。

 

※無料体験はあと十日足らず、全部観ないでこれはというものに絞る必要がありますね。あるとき、娘にDVDをセットで買えばと言われたことがあります。

いっそ○○給付金をそれに充てましょうかね(笑)