♪「Aura Lee オーラ・リー」(アメリカ民謡)
When the blackbird in the spring |
過ぎ行く春を |
姫路に用がある家内について行き、ジュンク堂の音楽書コーナーで「世界名歌選集」と「日本名歌選集」の2冊を買い求めました。
楽譜など買うのは何年ぶりでしょうか。
楽譜を見ながら、有名な歌をYouTubeでいろんな歌い手で聴き比べてみようと思ったわけです。
「世界名歌選集」の目次を見ていて、この曲に目がとまりました。
今から五十年余り前、まだ中学に入ったばかりの頃、「ブラスバンド部」(当時は「吹奏楽」とは言っていませんでした。略してブラバン!)の合奏基本練習で使っていた「ファーストデビジョンバンド教本」にこの曲がありました。
いわゆる「発展途上」だった田舎の中学の「ブラスバンド部」ですから、こんな簡単な曲から、毎日の練習を始めていましたが、自分のパート(下手なトロンボーンでした)を正確に吹くのが精一杯。
この曲の素晴らしさも、もちろん由来など知るよしもありませんでした。
例によってネットで調べてみると、結構有名な曲だったんですね!!
Aura Lee オーラ・リー
ラブミーテンダー原曲/エルヴィス・プレスリーもカバーした名曲
ELV1S~30ナンバー・ワン・ヒッツ 『Aura Lee オーラ・リー』は、1861年にオハイオ州シンシナティでミンストレル・ショー向けに出版されたアメリカ歌曲。
エルヴィス・プレスリーの名曲『ラブミーテンダー(LOVE ME TENDER)』は、この『Aura Lee オーラ・リー』をカバーしたもの。
アメリカ南北戦争の兵士も愛唱していた?
『Aura Lee オーラ・リー』が出版された1861年頃のアメリカは、史上最悪の「南北戦争」が始まった頃の混乱期。故郷に彼女を残して出兵していった多くの若い兵卒等によってこの『Aura Lee オーラ・リー』が広く歌われていったという。
当時のアメリカの歴史的背景、そしてジョン・ブラウンが「リパブリック讃歌」とアメリカの歴史に与えた影響については「ドナドナ研究室 リパブリック讃歌」で詳しく解説している。「世界の民謡・童謡」http://www.worldfolksong.com/songbook/usa/auralee.htm
夏に学校の体育館で定期演奏会を初めて行ったのは2年生の時でした。
演奏できる曲が少ないので、教本に載っていたこの曲もプログラムに入っていたと思います。
あれから50年余り。
今ではもちろん、市の立派なホールで開催されています。
長い間、聴きに行ってはいませんが、ケーブルテレビで録画放映される様子を見ると、言うまでもなく、いろんな意味で隔世の感がありますね。(それも当然で、今の中学生の親御さんたちの殆どはまだ生まれてない頃ですから)
昭和30年代の楽器だったんでしょうか、使いふるされた楽器を、みな汗だくになりながらブーブー吹いていた丸坊主の中学生の頃が懐かしく思い出されます。
近年は、その頃の友達と互いの定期演奏会(オーケストラと私のコーラス)を聴きに行くような余裕(笑)もできました👴